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Re: Package update


From: YABUKI Youichi
Subject: Re: Package update
Date: Wed, 16 Jan 2002 15:18:41 +0900
User-agent: EMH/1.10.0 SEMI/1.13.7 (粟津) CLIME/1.13.6 (中ノ庄) Emacs/20.7 (i386-vine-linux-gnu) MULE/4.1 (葵)

> [gnu-devels-jpに振ってます]
> 
> At Tue, 15 Jan 2002 20:41:48 +0900,
> Nishio Futoshi wrote:
> > Texinfo address@hidden 20.7.2では書式化できま
> > せん。現状では、かなり手直ししてcommitしていることと思います。矢吹さん
> > がGCCをcommitできないのもこのあたりに問題があると、MLでも話題にされて
> > いました。とはいうものの、Texinfo 4.0附属のmakeinfoではXEmacsで表示す
> > ることができないなどの問題もあり、改善方法は分かっておりません。
> 
> address@hidden
> Emacsしか使っていないので。

経緯はわかりませんが,名前が出てきたので.
私が Emacs によるフォーマットについて述べたのは
@ifset, @ifclear の動作に関するもので,ld の texinfo ファイルについてでし
た:-)
GCC のドキュメントが進んでないのは単に私の怠慢です.:-)
(時間がなかったというのもあるのですが,GCC-3.0 ベースへの更新の
方を主にやっていて,あまりにも変更点が多くてなかなか終わらないで
います.少し時間ができそうなので,gnujdoc 化も検討していきます.)
@- の問題については存じ上げません.

address@hidden, @ifclear の問題について報告しておきます.
興味がない人はごめんなさい.
この問題は makeinfo コマンドだとあらわれません.
例えば,明示的に @set XXX してない状態で,

@ifset XXX
xxx
@end ifset

とした場合,xxx を出して欲しくない(makeinfoの動作でもある)のですが,
address@hidden にしても同様で,明示的に @set XXX, @clear XXX
address@hidden XXX, @ifclear XXX がない状態と同じになって
しまいます.
lisp/textmodes/texinfmt.el の texinfo-if-set, texinfo-if-clear の定義
を見ると,

(defun texinfo-if-set ()
...
      ;; In this case flag is neither set nor cleared.  
      ;; Act as if set, i.e. do nothing.
...

(defun texinfo-if-clear ()
...
      ;; In this case flag is neither set nor cleared.  
      ;; Act as if clear, i.e. do nothing.
...

とあるので,仕様のようです.
まぁ,これは明示的に @set/@clear してやれば良いのですが,
@include とからむとそれでもうまくいかないことがあります.

@clear XXX
@ifset XXX
@include xxx.texi
@end ifset

としても xxx.texi をインクルードしにいってしまいます.
address@hidden/@clear がインクルードされる方のファイルにあると,
それが本体ファイルの方に効かないように思えます.

・Texinfo 的な仕様としてはどうなるのが正しいのか調べないと
・どうも Emacs Lisp コードを直さないと行けないような気がする
と思ってますが,さて…
--
矢吹洋一 (株)SRA



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