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From: | Nishio Futoshi |
Subject: | Re: I can't convert Texinfo-4.2's Texinfo source files to Info with Emacs. |
Date: | Mon, 27 May 2002 22:04:50 +0900 |
User-agent: | Wanderlust/2.5.8 (Smooth) EMY/1.13.9 (Art is long, life is short) SLIM/1.14.7 (酒井彩名) APEL/10.3 Emacs/20.7 (i586-kondara-linux-gnu) MULE/4.1 (AOI) |
西尾です。 結局、以前CVSの訳をされている林さんの指摘(ここのMLでの議論ではありませ ん)の通り、Info形式の終りにある Tag Table: 以下が文字数ではなくバイト数になっていて、XEmacsでは次のNodeが見つから ないために、全体を読むことができないようです。これは角藤さんのパッチで もバイト数で処理されています。Emacs XEmacsとも、Nodeが見つからなければ 先まで探して行くのですが、EmacsよりXEmacsのほうがバッファが小さいため、 Emacsでは読めてもXEmacsでは読めないという現象になっているそうです. Infoの書式化は、日本語を考慮している角藤さんのパッチをあてた方が見た目 も良くなっています。しかし、パッチをあてたものでは改行後に半角スペース が挿入され、句読点処理のためいくつかの日本語の句読点直後にある*閉じ弓 カッコ*が幾分おかしな動作をします。 話は変わります。 ちょっとした実験してみたのですが、Texinfo-4.2のデフォルトの makeinfoを利用し、--no-splitで単一ファイルのInfoに変換し、 ファイルの最後にある ^_ Tag Table: Node: Top^?1565 (snip) Node: Concept Index^?530751 ^_ End Tag Table という行をばっさり削除した結果、XEmacsでもEmacsでもinfoコマンドでも読 めるようです。つまり、Tag Table:以下の行をばっさり削除することで、複数 のInfoリーダーに対応できそうです。 まだ、Gnujdocのすべてのファイルを試したわけではありません(2つ3つ試し ただけです)。ソースを追いかけているわけではないので、これですべてうま く行くとは思いません。本来なら至極真っ当な解決方法があると思います。 Gnujdocでこのようなフィルターを添付すると、当然 RMS の怒りを買うはめに なると思いますし、あまり良い方法とは思えませんので、Texinfo-4.2の部分 の訳が終れば、makeinfo --no-splitでInfoに変換するようにMakefile.amを作 成し、XEmacsで利用する際のTIPとして上記の内容を書いておこうと思います。 # 「それだけは止めてくれ!!」と言う意見があれば、止めておきます :-) 翻訳終了までにまだしばらくかかると思いますので、ご意見お待ちしておりま す。
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